カエル作家
砂滑 花(スナメリ ハナ)さんの作品です
蝦夷和紙に描いてくださいました
美しい花、生き生きと描かれたカエルたち。
彼女にとって初めて向き合う、蝦夷和紙。
こんなに繊細な画風だったら
紙質にもさぞかし気難しいだろう…
そんな私の予想をさらりと裏切り
手すき和紙特有のにじみも
楽しみながら描けたとのこと…
和紙独特だし、にじみがでるのがちょうどいいのよ、と。
繊維の動きを凝視して、にじみを予測しながら
筆の向きを変えて描くとのこと…
まさに、和紙と対話をしながら
ゆっくり、ゆっくりと色を置いていく作業。
蝦夷和紙もそれを喜んでいるみたいに、
たっぷりと絵具を吸収しつつ、
美しい発色を見せてくれました。
蝦夷和紙の柔らかな地色と
水が運ぶ絵具のにじみと
繊細な作業から浮き上がってくる
生き生きとした生物たち。
できるだけ繊維のうねりを際立たせて凸凹に漉いてほしいというご要望にお応えして制作した和紙。
帰るの肌がリアルな表現として見事に活かされていました。
とてもすてきな作品に仕上がっていました。
蝦夷和紙の新たな可能性を引き出してくださって
ありがとうございます。
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