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紙旅~市場でみつけたコーヒー豆の話

本日4/26(土)も27(日)も10時から17時まで営業しています

【紙旅~市場でみつけたコーヒー豆の話】

バギオはコーヒーもおいしいと
情報誌に載っていた

現地のコーヒーが欲しくて
スーパーマーケットに行ったけれど
沢山並んでいるコーヒー豆の中に
フィリピン産はインスタントコーヒーしか
品揃えがなかった

スーパーの店員さんが
「地元のマーケットに専門店があるよ」
と教えてくれた

地元のマーケットってどこ?
専門店ってどこ?
英語の表現のニュアンスをいまいち理解しないまま
ふらふらしながら街中を歩き
バギオの市場にたどり着いた
本当にここでいいのかしら?

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フルーツ売りのお姉さんに
「I want Coffee Beans、Do you know where coffee shop is?」と聞いてみると
「この先まっすぐ行って、左に曲がったらあるよ」
と教えてくれた

奥へ進むとローカル感が増すからちょっと怖いなと
さっきは踵を返していた市場のさらに奥へと
コーヒー欲しさに進んでいく

メインの通りから少し外れて
より地元の人たちが使いそうな商店の並びに進むと
コーヒー専門店を見つけた!
ローカル感あふれる地元のコーヒー店って感じ!
お店の人は忙しく働き、大きなコーヒー袋からじゃんじゃん豆をショーケースに入れている…これは新鮮そう!

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宝物を見つけた気分で
ショーケースにかぶりついた
…どの豆も、知らないネーミングばかり。

ROBUSTA!志村さんのお宅で薄く煮だした麦茶のような、ほんのり甘く優しいコーヒーをいただいていて、それがロブスタコーヒーと聞いていた。
見つけた!これ、ほしい!

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他にも地元バギオ(ベンゲット州)地方のコーヒー豆、バラココーヒーを買いました。荷物になるけど、これだけは我慢できない!

私にとっては、冒険の末にゲットできた、宝物!
今も旅の思い出を振り返りながらゆっくり味わっています。

紙旅報告会ではこの豆のどれかを挽いてお入れします。
備忘録として、以下のメモを…

フィリピンコーヒーの歴史
1740年にスペインの修道士が植えたことに始まり、スペイン植民地の下で栽培、国内全土に広がった
コーヒーベルトの真中に位置し、気候、雨量とも最適なエリアで1860年代になると輸出も盛んにおこなわれる
1880年代にはコーヒー輸出量は世界第4位になるまで成長したが、「さび病」というコーヒーの病気が蔓延、急激に衰退し、現在は生産量は世界で21位

現在も輸出はほとんど行わず、小規模な農家による副業形態の農家が主流

Benguet(ベンゲットコーヒ―)
ティピカ種のアラビカ種に属する、ベンゲットコーヒーはスローフード運動による絶滅の危機に瀕した伝統食品の国際カタログ「味覚の箱舟」に掲載されている

Barako(バラココーヒー)
豆はリベリカ種という希少な品種。生産量、流通量が少なく、幻のコーヒーと呼ばれる。流通量は流通するコーヒー豆の1パーセント以下。現地販売が多く輸出もほとんどされていない。。「バラコ」は「強い」を意味し、名の通り濃厚で強い苦みと香りが特徴。

Robusta(ロブスタコーヒー)
ロブスタ種。力強いコーヒーらしい苦み、渋みがあり、酸味は弱め。ドリップよりもインスタントコーヒーの原料として使われることが多いため、豆としての流通は少ない。

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