地元の学校から大勢の学生たちが
志村さんの紙すきを学びに
工房に押し寄せた


ここフィリピンの地で
志村さんの紙すきは知られ
森林や環境を学ぶ生徒たちにも広まっている
志村さんの紙にほれ込み
通うアーティストも多いよう…


周辺を歩いてみる
小さな集落は歩いて数分程で端っこにきてしまった
道沿いに歩いていると
子どもたちが遊んでいた
ここらでは珍しであろう日本人に興味津々、話しかけてきた
好奇心をむき出しにした人懐っこい視線が
どう対峙してしていいか戸惑ってしまうほど
まっすぐで、眩しく感じられた

子どもたちは私たちについてきて
キャーキャー笑いながら
志村さんの家にまで入り込んでくる
ねぇねぇ、キレイ、って日本語でなんていうの?
「アナタハキレイデスネ」
ひとしきり遊んだ後で志村さん
「はいはい、もうそろそろ帰りなさい、
日本語ひとつ話せたら、お菓子をひとつあげますよ」
お菓子をもらってご機嫌に子どもたちは散っていった
家にはワンニャンもいっぱい。
犬がご飯を食べていて、
この子飼ってらっしゃるんですか?とお聞きしたら
「あら、この子は隣の家の犬だなぁ…うちの犬、どこへ行った?」
家の中を、人、犬、猫たちが
自由に、のんびりと、行ったり来たりしている
家族なのか、親戚なのか、ご近所さんか…?
わからない。
それでいい。
そんな、志村さんの家。

PS写真の最後は志村さん宅の子猫の三毛猫。とってもかわいかったが人慣れしてなくて、抱っこをしたこの直後蹴りをして逃走、スマホはバケツに落ちて水没💦大変なピンチとなりましたw
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